2021.03.26
米国では、寒波の影響が2月分の一部経済指標の回復を停滞させたものの、一方で、①コロナワクチンの接種が順調に進み、3月入り後の市民の外出活動が一段と復調しているほか、②3月11日にはバイデン大統領肝いりの総額1.9兆ドル規模の追加経済対策がほぼ当初案通り成立するなど、今年後半にかけて景気回復ペースが急加速していく可能性がむしろ高まる状況になっている。3月17日にFRBも大規模な金融緩和政策を長期にわたって継続する考えを改めて示したことも、当社の高成長シナリオをサポートするものと言える(2021年の実質GDP成長率は引き続き5.7%と予想)。