2024.12.20
2024年11月の消費者物価は、総合は前年同月比+2.9%、生鮮食品を除く総合(コア)は+2.7%で前月から伸びを高めた。電気・ガス代補助金の縮小が主因。加えて生鮮野菜も総合を押し上げた。また生鮮食品とエネルギーを除く総合(コアコア)も、食料工業製品、米類が寄与し、+2.4%と4か月連続で伸びを高めた。
サービスは、全体では+1.5%と前期から横ばい。ただし、価格に占める人件費の比率が高い家事関連サービス、通信・教養娯楽サービスは小幅ながらプラス幅を拡大。日銀の見通しに沿った「賃金・物価の好循環」の進捗を確認。