2025.09.08
2025年4〜6月期の実質GDP成長率+7.8%と5四半期ぶりの高成長を記録した。ドル建て名目GDPは日本に迫り、2026年の逆転が視野に入る。先行きはディスインフレ基調と金融緩和、モンスーン降雨による好調な農業生産見込み、インフラ投資の拡大等が重なり、2025年度は6%台後半への成長加速が見込まれる。
9月22日に開始予定の「物品サービス税(GST)」改革は、GDPを1%程度押し上げると試算。米国との関税交渉の行方には不透明感が残るが、外需依存度の低さから経済全体への影響は限定的とみられる。