2022.10.21

日本経済:全国消費者物価(2022年9月)価格改定期前の段階で、コアは+3%乗せに

9月の全国消費者物価は、生鮮食品を除く総合(コア消費者物価)で前年同月比+3.0%、生鮮食品とエネルギーを除く総合(コアコア消費者物価)で同+1.8%。財やサービスの幅広い商品で価格転嫁が進み、19918月以来の上昇率となった。また、+5%以上伸びた品目は全体の25%となり、当面は企業による価格転嫁がさらに進み、コア消費者物価は一段と上昇する可能性が高い。10月は半期に一度の価格改定時期であり、コア消費者物価は+3%半ばまで上昇すると予想する。

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副主任研究員 中浜 萌

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