2024.07.01

日銀短観6月調査: 17年ぶりの借入金利水準でも、企業景況感は崩れず

6月調査の日銀短観では、大企業の景況感が製造業・非製造業ともに高水準を維持。金利の上昇を背景に、借入金利の水準感が17年ぶりの高水準に達したものの、企業は販売価格へのコスト転嫁で対応。設備投資計画は6月調査としてはやや慎重だが、深刻な人手不足を背景とした省力化・効率化投資が設備投資を下支え。

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主席研究員 宮嵜 浩

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