2019.03.08

日本経済:10~12月期2次QEは民間在庫投資が大幅上方修正された一方で個人消費が予想外の下方修正、景気持ち直しを確認

10~12月期の実質GDP成長率2次速報値は、1次速報の前期比+0.3%(年率+1.4%)から+0.5%(年率+1.9%)へ上方修正された。民間在庫投資が予想以上に上方修正されたほか、設備投資や輸出が小幅上方修正された。個人消費は予想外の下方修正ながら回復基調は変わらす、景気の持ち直しを確認。今後は設備投資や輸出が伸び悩む一方で、個人消費や公共投資の拡大に支えられ、プラス成長を維持すると予想。

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チーフエコノミスト 武田 淳

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