2022.11.15

日本経済:需要の拡大続くも輸入増で供給はマイナス成長に(2022年7~9月期GDP)

7~9月期の実質GDP成長率は前期比▲0.3%(年率▲1.2%)と4四半期ぶりのマイナス成長。個人消費は小幅増ながら設備投資や輸出は比較的高い伸びとなり、需要は増加。ただ、特にサービス分野で輸入が拡大、GDP成長率を押し下げた。10~12月期は個人消費など需要の拡大が続くうえ、輸入の反動減が見込まれ、プラス成長の可能性大。景気は持ち直し傾向を維持していると評価すべき。

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チーフエコノミスト 武田 淳

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