2024.10.01

日銀短観9月調査: 円安修正が進む中、景況感は高水準を維持

9月調査の日銀短観では、企業の良好な景況感が確認された。先行きの見通しは非製造業で慎重だが、円安修正による非製造業の収益改善が、高水準の販売価格見通しとあいまって、良好な景況感を支える見込み。設備投資計画はやや慎重だが、深刻な人手不足が企業の省力化・効率化投資を促すとみられる。

執筆者紹介

主席研究員 宮嵜 浩

執筆者紹介ページを表示