2025.10.31

日本7~9月期1次QE予想:トランプ関税の影響などからマイナス成長に転じた模様(前期比年率▲0.7%)

7~9月期の実質GDP成長率は前期比▲0.2%(年率▲0.7%)と6四半期ぶりのマイナス成長に転じた模様。輸出がトランプ関税の影響で大幅に減少したほか、住宅投資も規制強化の影響で落ち込んだ。個人消費、設備投資とも伸び悩み、これらの落ち込みをカバーできなかった。続く10~12月期は、関税の影響一巡による輸出の持ち直しと、物価上昇ピークアウトを受けた個人消費の復調により、プラス成長を回復すると予想。

執筆者紹介

チーフエコノミスト 武田 淳

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主席研究員 武内 浩二

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副主任研究員 高野 蒼太

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