2026.02.16

日本経済:輸出停滞で低成長にとどまるも内需の底堅さを確認(2025年10~12月期GDP)

10~12月期の実質GDP成長率は前期比+0.1%(年率+0.2%)と2四半期ぶりのプラスに転じたが、予想を大きく下回る低成長にとどまった。内需は大方の予想通り底堅く推移したものの、輸出が予想に反し下げ止まらなかったことが成長率を押し下げた。ただ、財の輸出はトランプ関税による下押しから脱しつつあり、インバウンド需要も底堅く推移した模様。1~3月期も輸出の停滞が続く可能性はあるものの、個人消費は物価上昇鈍化により増勢を強め、設備投資も好調な企業業績を背景に増勢を維持、補正予算を受けて公共投資の持ち直しも見込まれるため、成長率は内需主導で高まると予想。

執筆者紹介

チーフエコノミスト 武田 淳

執筆者紹介ページを表示