2021.08.16
4~6月期の実質GDP成長率は前期比+0.3%(年率+1.3%)と2四半期ぶりのプラス成長。コロナ感染第4波の一巡により個人消費が持ち直したほか、設備投資も前期の大幅減の反動もあり増加、国内民間需要がプラス成長に寄与した。純輸出はマイナス寄与が拡大したが、内需復調を映じた輸入増が主因であり、輸出は堅調拡大を維持。7~9月期も個人消費の持ち直しと設備投資の拡大によりプラス成長が続くと見込まれていたが、コロナ感染第5波に収束の目途つかず、行動制限強化による下押しが懸念される状況。