2023.09.08
4~6月期の実質GDP2次速報値は、1次速報の前期比+1.5%(年率+6.0%)から+1.2%(年率+4.8%)へ下方修正。設備投資や個人消費のほか輸出も下方修正されたが、国内民間需要の回復一服を外需がカバー姿は変わらず。続く7~9月期は、個人消費が増加に転じるものの、設備投資の停滞が続き、純輸出はマイナス寄与が見込まれるため、実質GDP成長率は前期比マイナスに転じる可能性も。ただ、その後も個人消費の拡大は続き、設備投資も再拡大が見込まれるため、10~12月期にも内需主導の景気拡大を取り戻そう。