2024.11.15

日本経済:個人消費主導の回復継続を確認(2024年7~9月期GDP)

7~9月期の実質GDP成長率は前期比+0.2%(年率+0.9%)と2四半期連続のプラス成長。輸出が減速、設備投資や住宅投資は停滞したが、個人消費が増勢を強め成長に貢献。前年同期比では3四半期ぶりのプラス成長となり、経済活動はようやく水面上に浮上した格好。10~12月期も所得環境の改善を背景に個人消費の堅調推移が続き、実質GDP成長率は前期比プラスを維持すると予想。

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チーフエコノミスト 武田 淳

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