2026.06.02

日本経済:2026年夏のボーナス予測 ―堅調な伸びを維持―

2026年の一人当たり夏季賞与支給額の伸びは前年比+2.5%と、2025年実績の+2.9%からは小幅に鈍化するものの、+2%台の水準を維持すると予想。人口減少による構造的な人手不足と、トランプ関税を受けても好調を維持した企業収益が背景。原油価格の高騰が重石となるものの、賞与を含んだ賃金の堅調な伸びに支えられ、個人消費は夏以降も底堅く推移する見込み。
中東情勢悪化の影響をより受けるとみられる冬季賞与についても、2026年は前年比+1.8%と、2025年実績の+2.8%からは鈍化するものの、増勢を維持する見通し。ただし、中東情勢が一段と悪化すれば、中小企業の雇用者を中心に、賞与支給額が想定以上に下振れるおそれ。

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副主任研究員 高野 蒼太

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