2019.05.29

日本経済情報2019年5月号:2020 年度までの日本経済改定見通し

政府は 5 月の「月例経済報告」で景気の現状評価を下方修正したが、基調判断は「緩やかに回復」で据え置き。政府が下方修正した項目のうち、設備投資は先行指標が今後の減少継続を示唆した一方で、輸出は 4 月に持ち直しの兆し。政府が評価を「持ち直し」に据え置いた個人消費も 4月は一部に明るさが見えるため、消費増税までは駆け込み需要も加わり、景気は緩やかな拡大を維持しよう。

執筆者紹介

チーフエコノミスト 武田 淳

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