2019.06.10

日本経済:1~3月期2次QEは設備投資の上方修正を公共投資や住宅投資などの下方修正が概ね相殺し1次QEからほぼ不変

1~3月期の実質GDP成長率2次速報値は、1次速報の前期比+0.5%(年率+2.1%)から+0.6%(年率+2.2%)へ小幅上方修正された。設備投資が上方修正された一方で、公共投資や住宅投資、個人消費が小幅下方修正された。今後は、個人消費や公共投資の拡大を、設備投資や住宅投資の減少が減殺するも、消費増税までプラス成長を維持すると予想。

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チーフエコノミスト 武田 淳

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