2026.08.05

為替介入効果の持続力

10兆円を大きく超える日米の協調介入でドル円相場は1ドル=163円台後半から一時150円台半ばまで円高方向に振れたが、足元では早くも157円台へ戻している。4~5月の介入と合わせると総額30兆円近いが、その効果の持続性に懐疑的な見方は少なくない。2024年7月の介入は5.5兆円規模、その2か月ほど前と合わせても15兆円程度であったが、ファンダメンタルズが円高方向に転換するタイミングだったことから介入効果は事実上1年以上続いた。介入効果の持続性を左右する最大の要因は、規模ではなくタイミングであろう。

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チーフエコノミスト 武田 淳

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