2026.10.27
2026年7~9月期の実質GDP成長率は前年同期比+4.5%と前期から小幅に持ち直し。1~9月累計の成長率は+4.6%と、政府目標「+4.5~5%」の下限近くではあるが目標範囲内に収まった。ただし、不動産市場の調整や地方財政難、消費支援策の効果一巡などを受け内需低迷が継続。輸出は旺盛なAI関連需要を受け好調、内需の落ち込みを補った。今後の景気は、好調な輸出や先端分野の設備投資、インフラ投資の持ち直しが支えとなるも、不動産市場の調整を受けた投資・消費の下押しが続き、力強さを欠く見通し。2026年の成長率は前年比+4.5%、2027年は+4.1%と予想。経済の二極化が続く中、党大会を控える指導部にとっては、新興産業の育成のみならず、不動産市場の安定化などを通じて、二極化を是正できるかが重要な課題に。