2022.03.02

日本経済:2021年10~12月期2次QEは小幅上方修正ながら、ウクライナ情勢悪化で先行き懸念強まる

10~12月期の実質GDP成長率は2次速報で前期比+1.4%(年率+5.9%)へ小幅上方修正される見通し。設備投資や公共投資は下方修正も、民間在庫投資が上方修正される見通し。ただ、景気の先行きについての見方を修正させる内容ではなく、ウクライナ侵攻に対する対露制裁の影響の方が大きな懸念材料。

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チーフエコノミスト 武田 淳

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