2023.12.27

2024年の世界経済見通し~年前半は減速、後半は回復

2023年の世界経済は、欧州で低迷が続いたものの、日本や中国は脱コロナで急回復、米国は大幅利上げにもかかわらず堅調な拡大が続き、予想以上に好調だった。ただ、春以降は中国が停滞、日本も夏場以降は足踏み、米国も年末にかけて減速の動きが見え始めるなど、先行きへの懸念を残しつつの越年となった。2024年も前半は欧州でゼロ成長が続き、米国は2%強の潜在成長率を割り込んで減速するが、欧州、米国とも、後半には復調、2025年にかけて成長ペースが加速しよう。日本も2024年は成長率が鈍化するが、1%を下回る潜在成長率は上回り好調を維持、デフレ脱却を実現する。中国は経済の成熟化や過剰債務問題などから4%台へ減速、世界経済成長率は2023年の前年比+3.0%から2024年通年では+2.7%へ減速するが、年後半は欧米経済の復調により回復色が強まる見通し。

執筆者紹介

チーフエコノミスト 武田 淳

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上席主任研究員 石川 誠

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上席主任研究員 髙橋 尚太郎

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副主任研究員 岩坂 英美

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主任研究員 中浜 萌

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